中小企業診断士試験について
2017年度の1次試験が終了しました
今年度の中小企業診断士試験の1次試験が先週末の8月5日と6日に実施されました。
1次試験を受験された受験生の皆様、お疲れ様でした。
大分をはじめとする九州地方は6日に台風が接近したので、受験会場から家に帰るまでが大変だったのではないかと思います。
それにしても、8月のこの時期は台風の接近の多い時期なので、地方在住の受験生は移動が大変だったのではないでしょうか?
私の場合、1次試験を突破したのが大阪在住時だったので、自宅から試験会場までの移動はそんなに苦ではありませんでしたが、2次試験は大分にUターンした後で合格にたどり着いたので、大分⇔福岡の移動がなかなか大変だった記憶があります。
また、一度だけ福岡での1次試験の試験監督をお手伝いさせていただきましたが、その時も1日目の土曜日に台風が接近してきたので当日移動の予定を早めて、前日に福岡入りして対応した記憶があります。
試験会場をもう少し増やしたり、1次の多肢選択問題はネット受験できるようなことを考えてもよいのではないかとも思います。
さて、今回は「中小企業診断士試験」について考えてみたいと思います。
なぜ「中小企業診断士」が良いのか?
近年は中小企業診断士の資格が人気のようです。
「経営コンサルタント」に関する唯一の国家資格であり、また、企業経営に関する知識を幅広く習得することができるので、将来独立を目指す人にとっても企業勤務を続けるという人にとっても有用な資格です。
その1次試験の科目は以下の7科目です。
- 企業経営理論
- 財務会計
- 経営情報システム
- 経営法務
- 運営管理
- 経済学・経済政策
- 中小企業政策・中小企業経営
これだけの範囲を網羅的に勉強するのはなかなか大変です。
試験勉強に対するモチベーションは何だったかを振り返ってみると、私の場合はその当時の勤務先「資格手当制度」でした。
現在企業勤務中の人の中には勤務先で資格手当制度があって、試験に合格すると「資格手当」として一時金が支給されたりするという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私がそもそも中小企業診断士の勉強を始めたのも、その「資格手当」をもらうことが目的でした。
その当時もなかなか難易度の高い資格試験だったので、その手当をもらえるようにしたいというのは大きなモチベーションになったことを記憶しています。。
受験対策は?
そのような難易度の高い中小企業診断士試験ですが、受験対策は大きく分けて3つあります。
- 独学
- 通信教育受講
- 受験校の試験対策講座受講(通学)
私の場合、1年目は通信教育を受講していましたが、2年目以降は全部独学で勉強しました。
平日昼間は会社で仕事をし、家族が寝静まった深夜1時、2時くらいまで勉強したのを覚えています。
今は大原学園で開催されている講座の講師を担当させていただいていますが、通学で勉強される方は最初のころはよく通って来られるのですが、年を空けた後あたりから受講生が徐々に減っていきます。
試験時期に近くなって答案練習が続くようになると、さらに減ってしまいます。
折角大金を払って勉強しに来ておられるので、途中でドロップアウトしてしまうのももったいないと感じてしまいます。
通信教育も独学も「自宅で勉強」「自分ひとりで勉強」という形になります。いかにモチベーションを維持して最後までやり通せるか、そこが大きなポイントになるのではないかと思います。
今回のまとめ
中小企業診断士試験にまつわる情報をいろいろ思い出しながら書いてみました。
今後も「中小企業診断士試験」に関する情報を発信していきたいと思います。
この資格に興味がある方や挑戦してみたいという方は是非ご連絡ください!