経営情報システム受験対策②「ハードウェアの基礎」
こんにちは!
ITツール・SNS活用の中小企業診断士・堀寿弘です。
中小企業診断士試験1次試験対策について、更新していきます。
前回の「コンピュータの基礎」に続き、今回は「ハードウェアの基礎」についてまとめていきます。
CPU
ハードウェアの中でも一番の中心がCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)です。
コンピュータの中核で、算術演算や論理演算などの演算処理を行う演算装置と、全体的な処理の制御を行う制御装置で構成されています。
CPUに関するところでは、何といっても処理性能に関するデータの見方は覚えておきたいところです。
パソコンを選ぶときに「32ビット」とか「64ビット」という言葉をよく見ると思います。
これが「バス幅」というやつです。かつてのWindowパソコンは32ビットマシンが中心でしたが、最近は64ビットマシンが多くなっています。
メモリ
メモリに関するところでは、「RAM」とか「ROM」とかのように見た目がよく似た用語が出てきます。
英語の頭文字をとったものですが、それぞれで元になる英単語は異なるので注意しておきましょう。
また、メモリのところでは「揮発性」とか「不揮発性」という言葉が出てきます。
化学薬品の性質を表すような印象がありますが、コンピュータのメモリの世界でも使用します。
コンピュータのメモリの世界では、電源を失ったときにデータが消えるかどうかです。
電源を切ったときにデータも失われてしまうものが「揮発性」で、データが失われないものが「不揮発性」です。
また、メモリについては「高速・大容量」が理想ですが、現実的には実現困難なため複数種類を組み合わせて使います。
階層構造については、よく覚えておきましょう。
補助記憶装置
補助記憶装置にはさまざまな種類があります。
パソコンが一般に普及し始めてからずっと使われているモノ、もう見かけなくなったモノ、最近普及してきたモノがあります。
ずっと使われているものの代表はハードディスクでしょうか。
最近は1TB搭載のノートPCでも比較的安価で入手できます。
もう見かけなくなったモノの代表は、フロッピーディスクでしょうか。
私が学生だった頃はよくフロッピーディスクを使っていました。
そんなフロッピーディスクも見かけなくなりましたし、読み込むためのフロッピーディスクドライブも見なくなりました。
最近増えてきたものはSSD搭載のPCでしょう。
もともとはメモリで利用されてきたSSDが安価で利用できるようになってきたため、補助記憶装置としても利用されるようになってきました。
ハードディスクに比べて高価ですが、高速で消費電力も少なく、衝撃に強いという特徴があります。
入出力装置・インターフェース
入力装置や出力装置については、「液晶」「PDP」「有機EL」などディスプレイに関するところが少し注意して覚える必要があるかと思います。
CRTディスプレイなんて見たことない人もいるのではないでしょうか(笑)
入出力インターフェースは、パソコンと周辺機器、または周辺機器同士を接続するときの接続部に関するところです。
ここでも略語が多いところですが、読み方が独特なものが多いような気がします。
「IEEE」は「アイトリプルイー」、「SCSI」は「スカジー」と読みます。
また、複数機器を接続するときの「ツリー接続」「デイジーチェーン接続」の違いも覚えておきましょう。
「ツリー接続」は、中心にハブがきます。ハブを介して機器を接続していきます。
「デイジーチェーン接続」は数珠つなぎです。機器同士を直接接続することができます。
まとめ
ハードウェアの基礎的な知識についてまとめました。
どうしても、技術の進歩に伴って使われなくなった仕組みとか機器が出てきます。
業務利用でもプライベートでも使われなくなってきているものなので、受験対策的な意味から行くと「念のため」という感じでしょうか。
そういったものでも知識的には最低限押さえておきましょう。
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