中小企業診断士1次試験講座の「まとめ講義」(2017/07/16)
本年度試験対策最後の『経済学・経済政策』
今日、7/16の「まとめ講義」が本試験前、『経済学・経済政策』の最終講義でした。
今回の『まとめ講義』では、大原学園さんの教材の練習問題(答練形式)を解いてもらったのと、自分の用意したオリジナル資料を使った頻出分野の復習を行いました。
頻出分野の復習
頻出分野の復習として取り上げたのは、『ゲーム理論』と『スルツキー分解』『特殊な形状の無差別曲線』です。
ゲーム理論
ゲーム理論については、本講義の際に「囚人のジレンマ」を中心に説明を行い、練習問題でも「囚人のジレンマ」に重点をおいて取り組みました。
なので、基本的な解き方や考え方の復習と、ゼロサムゲームや「ミニマックス戦略」「マックスミニ戦略」等についての補完説明を行いました。
「ミニマックス戦略」とか「マックスミニ戦略」とか、今でもたまに「どっちがどっちやったかな??」となってしまうので、直前時期に情報整理することで、うまく受講生の皆さんの頭に残ってもらえればと思います。
スルツキー分解
スルツキー分解は、2財モデルの消費行動分析で、一方の財の価格が変動した時に最適消費点がどのように移動するかを分析するものです。
基本的には補助線が引かれて出題されると思うので大丈夫かとは思いますが、とかく「補助線が重要!」ということを強調してきました。
ミクロ経済学の分野では、ほぼ毎年出題される分野ですので、確実に点を稼いでもらいたいところです。
特殊な形状の無差別曲線
やはり、「特殊な○○○」は、試験問題的に狙われやすいところなので、その無差別曲線の特殊形状版について説明して復習してもらいました。
このあたりの分野は、少し現実離れした話なので、どこまで受講生の理解が追い付いてくれているか・・・。
冷静に取り組んでもらえれば十分に点を稼げる分野なので、ここも確実に点を稼いでもらいたいところです。
本試験まであとわずか!
7月も後半戦に突入し、8月5日と6日の本試験まであとわずかとなってきました。
残りわずかとなり追い込みの時期となりますが、体調管理には十分に気を付けて万全の状態で本番を迎えてもらいたいと思います。
大分で受講された方もそうですが、全国の受験生の皆さんも頑張ってください!健闘をお祈りしております。